震災地で敵の報道機関を摘発
2013年01月05日付 Mardomsalari 紙

 東アゼルバイジャン州知事は、「敵は救援隊を装って〔地震のあったアゼルバイジャン〕地域に報道機関を派遣し、虚偽の演出やデマの流布を通して、体制に敵対的な流れや悲観論的な雰囲気を作ろうとしていた。いうまでもなく、こうした者たちの中には、人の心を迷わせるバハーイー教徒やコミュニスト、神への反逆を試みている者たちが含まれており、彼らは報道機材を携帯して虚偽報道を行っていたところを逮捕された」と述べた。

 イスラーム神学校ニュースが伝えたところによると、アリーレザー・ベイギー氏はゴムで開かれた東アゼルバイジャン州出身の神学生や有識者らとの会合で、〔2012年8月11日に発生し、死者250名以上を出した〕アゼルバイジャンでの先の地震に対して、イスラーム体制は立派な対応を行ったと指摘した上で、敵は震災を政治的に利用しているとし、「敵は震災をイスラーム共和国にとっての危機に変えようと試みた。しかし、市民による救援活動や関係者の努力は、イラン国民の連帯と団結を示したのだ」と述べた。

 同氏はまた、「地震は重要な場所と時期に発生した。実際、アゼルバイジャン地方はイランの要所であり、古来より外国人の強欲の対象となってきた」と指摘した上で、「この不幸な地震が非同盟諸国会議開催の2週間前に発生したことをいいことに、敵はあらゆる努力を傾注して、イランがあたかも危機的な状況にあるかのように見せ、各国の指導者や代表の出席を妨害しようとしたのである」と続けた。

 同氏は、一部の国内メディアの好ましからざる活動を批判した上で、「残念ながら、一部の国内メディアは世間知らずにも、敵を利するような雰囲気を作り出すことで、国民の間に絶望と落胆を引き起こした」と指摘した。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:28806 )