大統領「米はドルという名の紙切れを世界経済の支配者にしている」
2013年01月28日付 Mardomsalari紙

 アフマディーネジャード大統領は、「われわれは、現状を守るために団結しようとしているのか。もしそのためならば、団結の必要はない。われわれが団結しようとしているのは、運動を起こすためなのか、それとも静穏さを保つためなのか?団結は運動を起こすためにあるということは明らかだ〔‥‥〕」と述べた。

 メフル通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は第26回イスラーム団結会議の開会式で、「今や世界の至るところで、困難が存在する。ヨーロッパでも、アメリカでも、アフリカでも、極東でも、あるいはラテンアメリカでも、困難の存在しないところなどあるだろうか。至るところに多くの困難が存在する。そしてその一つだけでも、人類がその除去のために立ち上がるのに十分なのである」と語った。

〔‥‥〕

 大統領はさらに、「すべてのムスリムが団結したと仮定しよう。ムスリムは何をしたいのか。キリスト教徒に対抗するブロックを作りたいのか。あるいは世界帝国を建設したいのか。果たして、預言者は世界に帝国を建設するために来たのだろうか。まずわれわれが追い求めるべきは、この世にタウヒード(神の唯一性、神のもとでの統一)を確立することである〔‥‥〕」と論じた。

 大統領は、「今日、世界を覆っている経済システムの特徴は、恵まれない人たちの財産を恒常的に世界の資本家たちのポケットに移すことにある。その一つの証拠が、アメリカ政府の予算不足である。この予算不足がどこから賄われているとお思いか?今年、アメリカ政府は1兆6千億ドルもの予算不足に直面している」と指摘した上で、次のように論じた。

アメリカの為政者たちは第一次・第二次世界大戦の状況を利用して、ドルという名の紙切れを世界経済の支配者に祭り上げた。そして彼らは5セントばかりの費用で、ある紙切れを印刷所で印刷し、その上に100ドルと印字して、それとの交換で〔世界の〕諸国民が生産した商品やエネルギー、富、労働力、思想を自らのもとへと奪い去っているのである。〔そのために〕世界は貧困、インフレ、物価上昇に常に陥るようになっているのだ。

 大統領は続けて、「そして彼らは、人々の注意を逸らすために、〔世界の〕諸国民は無能だ、弱い、問題が起こるのは〔世界の〕諸国民自体のせいだなどと主張しているのである。彼らは独裁者を〔世界中の国々の〕支配者に就かせ、〔世界の諸国民が作り上げてきた〕さまざまな思想を〔誤った思想として〕切り捨て、〔世界の〕諸国民を貧困の中に押し込み、彼らを弱い存在のままにさせているのだ」と続けた。

〔‥‥〕

 アフマディーネジャード大統領は「アフリカの鉱山は誰の手に握られているのか」との問いを提起した上で、「アフリカには世界でもっとも価値の高い鉱山が存在するにもかかわらず、この大陸に住む人々は世界で最も貧しいのである」と指摘した。

 大統領はその上で、「差別と圧制、不正義が支配する状況では、人類が発展し、幸福について思索を深める機会など残されないだろう」と語った。

〔‥‥〕

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:29054)