文化観光省、クルド語写本カタログ準備中
2013年01月31日付 Zaman紙


文化観光省は、管轄下の各文書館が所有する古いクルド語書物の図書データをつくっている。以前は政治的な理由によりデータに上がってこなかった書物が2012年末の調査で分類され、登録された。

これによると、スレイマニエ文書館では11の写本と5冊の印刷本の計16冊のクルド語文献が現存している。コンヤ文書館では7冊の写本と2冊の印刷本が存在している。コンヤにあるディヤルバクル図書館にはクルド語写本4冊が現存する。現在29冊の写本と印刷本が登録されて、研究者たちに提供された。
トルコ写本協会翻訳・出版局副局長を務めるフェッルフ・オズピラヴジュ準教授が示した情報によると、目録作りが進められている他の図書館は以下のとおりである。
イスタンブルのハジュ・セリムアー図書館とミッレト図書館、エディルネのセリミイェ図書館、ブルサのイネベイ図書館、バルケスィルのムタサッルフ・オメル・アリ・ベイ図書館、カスタモヌのハサン・パシャ図書館、スィヴァスのズィヤー・ベイ図書館とヴァヒト・パシャ、アマスヤ図書館、エルズルム図書館、カイセリのラシト・エフェンディ図書館とマニサ図書館。

それらの書物の中には、アフメド・ハーニーの「メムとズィン」と「ネヴバハル」も存在する。同省はこれらの図書の目録化のためにクルド語クルド文学学科卒の写本専門の助手を採用することを検討している。各図書館における文献の図書データは毎年更新される。図書データには本のタイトル、年、種類といった情報が記されている。スレイマニエ図書館、コンヤ図書館さらに他の図書館には、まだ登録されていない多くのクルド語の書物が存在している。しかし、図書データに載せられていないため、研究者たちはこれらを使うことができないでいた。以前、「メムとズィン」のファクシミリをラテン文字に転写し、トルコ語訳をつけ出版した文化観光省は、2012年末に他のクルド語の本をも登録した。

スレイマニエ図書館にはアフメド・ハーニーの「メムとズィン」だけでなく、一冊の詩集やアラビア語・クルド語の文法書も存在する。コンヤにある図書館では、登録されたクルド語写本と印刷本の中に、文法書や辞書、アラビア語とクルド語の慣用句、ことわざ、叙事詩、さらには宗教に関する書物が存在している。書籍の中には、ユヌス・ハミド・エル=ムトキーが1881年に書いた「テルキービュル・モッラー・ユヌス」、アブドゥルアズィズという名の作家の「キターブ・ズルフ」と「リサーレ・フィ・ナフヴ」という二つの文献が現存している。

図書館には、バハウッディン・マハンメド・ブン・アフメド・エル・イブシヒーのものとされ、ヒジュラ暦790年と852年の両方の年の「バルブール・アダブ・ミネルームスタドラフ・フィ・クッリー・フェンニー・ムスタズラフ」と言うアラビア語・クルド語の本もある。 クルド語の注釈とともに書かれている「アヴァーミル・ミエ注釈」という名前のアラビア語文法書も登録された。印刷本の中にもアフメディ・ハーニーの1947年のアレッポ印刷版の「メムとズィン」とハサン・エル・アルトゥシーの「預言者の誕生」が含まれている。

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(翻訳者:齋藤洋輔)
(記事ID:29081)