2名のマルジャエ・タグリード、物価高や文化的堕落に強い懸念を表明
2013年02月02日付 Mardomsalari 紙

 アーヤトッラー・ホセイン・ヌーリー=ハメダーニーとアーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーは、国内の物価高・インフレ・文化的堕落を批判した上で、聖法に反した企画やイスラーム革命の価値と対立するようなイベントが一部で行われていることに、強い懸念を示した。

 メフル通信によれば、両マルジャエ・タグリード(シーア派最高権威)は、イスラーム世界が直面している諸々の重要問題、特に域内諸国でイスラームの敵たちによって引き起こされている新たな動きについて議論を交わし、また敵の陰謀に対抗し、団結を守るというムスリムの義務に関して指摘を行った。

 議論の続きで、大アーヤトッラーのサーフィー=ゴルパーイェガーニー師とヌーリー=ハメダーニー師は、イラン国内の経済状況や不安定な物価、激しいインフレについて懸念を示し、社会の弱者がしわ寄せを受けて辛い思いをしていることに、深甚なる遺憾の意を表明した。彼らはその上で、可及的速やかに国が直面する状況への対策を考えるよう、国の責任者たちに求めた。

 この両マルジャエ・タグリードは、「革命の夜明け(ファジル)10日間」はイスラーム、そして宗教と至高なるイスラーム法の主権の勝利の10日間であることに思いを致すならば、〔イスラーム革命記念日前夜祭であるファジル10日間に〕聖法に反した企画やイスラーム革命の価値と対立するようなイベントが一部で行われることは、極めて懸念すべきことだと指摘した。

 この対談の最後に、二人からは正確な対策と完璧な見識をもってすれば、困難は解決され、殉教者たちの清き血によって培われたイスラーム革命の根本原理も、今まで通り維持されるだろうとの期待が表明された。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:29121 )