「ファジル(夜明け)10日間」の3日目にあたる昨日、国産戦闘機「ガーヘル(征服者)313」が、アフマディーネジャード大統領が見守る中、発表された。この戦闘機は、国防軍需省によって生産されたものである。
ファールス通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はメフラーバード第1攻撃基地で開かれた「イラン製新型戦闘機発表会」の席上、イラン国民は毎日のように新たな成果を人類社会に提供していると指摘した上で、「イラン国民の軍事力は他国を攻撃したり占領したりするためにあるのではなく、抑止のためにあるのだということを、私は確信している」と語った。
大統領は、この爆撃機がイランの専門家たちによって設計・製造されたものであり、極めて卓越した特徴を有していると指摘した上で、「この航空機は、世界の最新鋭航空機に匹敵する能力を有している。同機はすでに、少なくとも数千時間の飛行を済ませており、テスト・パイロットと話したところ、同機のあらゆる側面について知悉した専門家の目からみても、同機の飛行能力は満足のいくすばらしいものであると述べていた」と語った。
アフマディーネジャード大統領はその上で、「イラン国民の軍事力は、最小限度の費用で自らを守ることのできる、イラン国民の信仰と成熟ぶりの現れに他ならない」と述べた。
他方、国防軍需相のアフマド・ヴァヒーディー准将はこの式典の場で、戦闘機ガーヘル313の特徴について説明する中で、「この最新鋭戦闘機は、レーダー反射断面積が極めて小さい〔=ステルス性能が高い〕といった独自の形状をもっており、また低空飛行能力も有している」と述べた。
ヴァヒーディー司令官はさらに〔‥‥〕「この戦闘機は国産の最新鋭の武器を装備することができ、高い攻撃力を誇っている」と付け加えた。
ヴァヒーディー司令官はまた、短距離の滑走路でも離着陸が可能であり、修理・メンテナンスが容易かつ迅速に行うことができる点も、ガーヘル313の特徴一つであると指摘した上で、「この戦闘機は実際、防衛省に所属する、イラン国民の若く活気あふれる子らの非凡な才能と創造力、そして胆力を見事に示している」と述べた。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29145 )