アフマディーネジャード大統領、カイロの空港でムルスィー・エジプト大統領の歓迎をうける
イランのアフマディーネジャード大統領は昨日、イスラーム諸国会議機構(OIC)の会議に参加するためカイロへと発ち、イラン・イスラーム革命の勝利以降、初のエジプト訪問を果たした大統領となった。
イランとエジプト両国の国交は1358年〔西暦1979/80年〕以来断絶状態にあるが、ホスニー・ムバーラク政権の崩壊とイスラーム主義勢力の政権獲得以降、前向きな展望が開かれるようになっている。例えば、非同盟諸国会議への参加のためにムハンマド・ムルスィー・エジプト大統領がイランを訪問したことが挙げられる。そして今度は、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領がOIC参加のために、カイロを訪問したのである。ただし、国交の樹立には未だ多くの課題があるとみられている。
昨日、エジプトのムハンマド・ムルスィー大統領の歓迎と共にカイロ入りしたアフマディーネジャード氏は、テヘランを発つ前に記者らとの会見の中で、今回の訪問について「今回の訪問が、両国の34年間の関係ならびにその周辺の問題に影響を与えるであろうことは、間違いないだろう」と述べた。
IRNA(イラン国営通信)によれば、同氏は「今回の訪問はエジプト大統領の正式な招待に基づき、OICへの参加を目的に行われるものである」と付け加えた。
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( 翻訳者:8410186 )
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