巨額横領事件の主犯への死刑判決、最高裁で支持
2013年02月17日付 Jam-e Jam紙

本件第一部に関する最高裁判所での審理は今週中に終了

 イラン最高裁判所長官は、経済腐敗事件の主犯マフアーファリード・アミール・ホスラヴィー被告に対して下された死刑判決が、最高裁で支持されたことを明らかにした上で、「3兆トマーン腐敗事件の第一部に対する最高裁の審理は、今週中にも終了する見込みだ」と述べた。

※訳注:この事件は2011年9月に発覚したもので、銀行の信用状を悪用した3兆トマーン(当時のレートで日本円に直すと、約2100億円)に及ぶ詐欺・横領が行われたとされる事件。この事件の主犯格がアフマディーネジャード大統領の側近中の側近であるマシャーイー大統領顧問に関係しており、彼もこの詐欺事件に絡んでいると噂されたことから、政権を巻き込んだ一大経済スキャンダルに発展した。この事件で数十人に及ぶ関係者が逮捕され、銀行の頭取らが解任された。なかにはカナダに亡命した頭取もいる。

 アーヤトッラー・アフマド・モフセニー=ゴルガーニーはマシュレグ通信とのインタビューの中で、「最高裁に送られた3兆トマーン腐敗事件の第一部では、主犯格の人物、すなわちマフアーファリード・アミール・ホスラヴィー被告ともう一人の人物に下された死刑判決のみが、最高裁で支持されたようだが」との質問に対し、これを認めた上で、「最高裁の裁判官らは、その他の被告たちに下された判決に対して欠陥があると認定した」と述べた。

 同師はその上で、「もちろん、〔第一審で下された〕判決が根本的に破棄されたわけではなく、修正が求められているだけだ。修正の上で、最高裁にもう一度送られることになるだろう」と続けた。

 経済腐敗事件の第一部審理では、39名の被告に対して判決が下され、うち4名に第一審で死刑が下されている。

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:29289)