テヘラン、きれいな空気は年に3日だけ
2013年03月09日付 Jam-e Jam紙


【ジャーメジャム・オンライン】 「テヘラン大気品質監視社 」代表は、テヘランでは今年一年のうち、138日の大気汚染日と1日の大気異常汚染日を観測したと発表し、次のように述べた。

1392年(2013年3月末~2014年3月末)は根本的な大気汚染の改善策、例えば、国内で生産される燃料や自動車の品質向上などの取り組みが行われることを希望している。

 テヘラン市庁広報課の発表を報じた、土曜日(3月9日)のジャーメジャム・オンラインによれば、ユーソフ・ラシーディー同社代表は、この問題について以下のように語った。

もう何年もの間、大気汚染とその被害状況が話題にされるばかりで、現実には、何一つ必要な対策が講じられてこなかったことは遺憾である。1392年こそは、テヘラン市民の生命と健康がこれ以上もてあそばれることのないよう根本的な措置が取られることを願っている。

 さらに、ラシーディー代表は、(テヘランにおける)大気汚染の二大要因は、低品質な燃料と低品質な自動車にあると述べたうえ、次のように続けた。

テヘラン市の行政担当者らは、近年、テヘランの大気汚染改善に向けた取り組みを続けており、たとえば、公共交通機関は日毎に拡充されている[その分だけ、マイカーをはじめとする自動車の利用が減ることになる]。しかし、それだけでは、この困難な問題の解決策にはならず、並行して、燃料と自動車の質の向上がはかられるべきであり、1392年はこのような取り組みが本格的になされることを望んでいる。

また、ラシーディー代表は、大気汚染がテヘラン市の経済と社会にもたらす広範な被害にも言及し、「今日テヘラン市民の間で広まっている心臓や肺の病気や癌などは、大気汚染を原因とするものである。実際、大気汚染は、人的資源にも賠いがたい被害をもたらしている」と解説した。

同代表は、さらに、大気汚染に大きな影響を及ぼす、自動車のモデルチェンジ計画[旧型車輌廃棄者に補助金を支払うもの]やバイクの交通規制[ナンバープレート装着やヘルメット着用指導、走行規則の徹底など] にも言及し、次のように述べた。

計画性と国民の意思によって、大気汚染対策が風まかせではなくなり、テヘラン市民、並びにイラン全土の国民が、一年を通じてきれいな空気を吸える日が来ることを切に希望する。

「テヘラン大気品質監視社」代表は、次のように続けた。
今年、テヘラン市民がきれいな空気を吸うことができたのはたった3日だけであった。そして、212日は、正常なレベルの空気の状態であった。


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(翻訳者:8406055)
(記事ID:29513)