遊牧民の血と汗の結晶が、買い叩かれる(2):北ホラーサーン州
2013年05月06日付 Iran紙


■原因は、公社や連合による買取計画の停止

北ホラーサーン州畜産業連合のアミール・モハンマド・ハークシューリー代表取締役は、以下のように述べた。

[遊牧民が生産する畜産物の]買取委託計画と畜産共同計画が今年から中止になってしまったことで、彼らが必要とする資金[現金収入]を得ることは、これまで以上に困難になった。

■現金収入はブローカーから

ハークシューリー代表取締役によれば、これらの計画の停止により、遊牧部族民らは、これまで以上に現金収入を仲介業者らに頼るようになってしまった。遊牧民が苦労して産み出した生産物の利益の大半は、これらブローカーの懐に入ってしまう。

上記計画が実施されることで、同州の遊牧部族民らは、[彼らの畜産品を買い上げてくれる]畜産支援公社と遊牧部族民共同連合からお金を受け取ることにより、畜産活動を通じてより大きな利益を手にすることができるのである。

■市場も買い手も見つからず

上記代表取締役は、さらに、こう述べた。

農業発展計画から予算を得た畜産共同計画は、今年、市場が確保できないとの問題から実現しなかった。昨年は、遊牧民の家畜2万3000頭が共同計画によって飼育され、定められた時期に市場に出荷された。しかし、買い手がいなかったことで問題が生じ、計画も頓挫したのである。

(3)につづく

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(翻訳者:8400001)
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