基準庁「輸入米の安全性を確信している」
2013年05月26日付 Jam-e Jam 紙

 イラン国家基準庁の基準担当次長は「われわれは輸入米の安全性を確信しており、これまでに疑わしいコメは確認されていない」と述べた。

 バハードル・カーゼミー氏はIRNA(イラン国営通信)のインタビューに対して、「コメには基準が適用されており、イランに輸入される貨物はその安全性に確証が得られるよう、必ず税関で管理されている」と明言した。

 同氏は、許容範囲を超えた高濃度のヒ素を含むコメに対して基準庁が輸入許可を出すようなことは決してないと指摘した上で、「過去1年間、各種輸入米に対して何度もサンプリングが行われてきたが、高濃度の重金属を含むコメはこれまで一度も確認されていない」と付け加えた。

 カーゼミー氏はさらに、「我々は国民に対して、全ての輸入米は管理下にあり、汚染米が市場に出回ることは一切ないことをお約束する」と強調した。

 同次長はまた、「もし汚染米輸入について何らかの情報を持っている人がいたら、必要な調査を行うので、その情報をわれわれに提供してほしい」と呼びかけた。

 同氏はまた、「一部の噂話があるからといって、人心を惑わすべきではない。この手の情報は、メディア上で大っぴらにする前に当局に提供して、その真偽を判断すべきだ」と付け加えた。

 なお、しばらく前、インドから輸入されたコメの中に、高濃度のヒ素が含まれているものがあるとの情報が〔メディアによって〕公表されたことがあった。ヒ素は小児癌発症の主要な原因の一つとされている。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:30169 )