ラシュトハーリーの小麦農家ら、政府への小麦売却を躊躇
2013年06月02日付 Jam-e Jam 紙

【イラン学生通信】ホラーサーン・ラザヴィー州ラシュトハール農業組合の委員を務めるホセイン・チューパーン氏は、「ラシュトハール県内にある1万3千ヘクタールの小麦畑で小麦の収穫が始まったものの、〔外国から来た〕ブローカーたちの買値が高いために、農家たちは収穫した小麦を政府に売ろうとしていない」と述べた。

 チューパーン氏は小麦の保証買い取り価格を引き上げるよう、政府に求めた上で、「県内では毎年4万トン以上の小麦が生産されているが、これまで買い取りセンターに、1キロの小麦も農家たちから保証買い取り価格で納入されてはいない」と付け加えた。

 同氏はさらに、「政府の小麦保証買い取り価格は現在〔キロ〕720トマーン〔※公定レートで日本円で約59円、自由レートはその約3分の1〕だが、市場およびブローカーたちはラシュトハールで1キロ800トマーン以上で買い取っている」と指摘した。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:30210 )