国会、閣僚の選任に条件を課す可能性が浮上
2013年07月06日付 Jam-e Jam 紙

 〔セムナーン州〕ギャルムサール選挙区選出の国会議員であり、議会内規編纂委員会の副委員長を務めるゴラーム・レザー・カーテブ氏は、ファールス通信のインタビューの中で、同委員会である議案が承認されたことについて明らかにした。この案が国会公開本会議で〔法律として〕可決された場合、大統領が閣僚を選任する方法に、一定の基準が設けられることになるという。

 今回〔委員会で〕承認された案には、・関連省庁にかかわる職務経験を少なくとも10年間有していること、・少なくとも修士号か、それに相当する学歴を有していること、などの基準が強調されているとのことだ。

 同氏はさらに、

夏期休暇が終了し、国会の仕事が始まり次第、次期大統領の認証式が行われるモルダード月12日〔西暦8月3日〕より前までに、〔組閣に関する〕この改正案を国会の公開本会議に提出し可決することを目指したいと考えいている。そしてこの法律が護憲評議会で承認されて、第11期政権〔=次期ロウハーニー政権〕による組閣に間に合い、政府が内閣を指名する際に、最低限の基準を遵守しなければならなくなることが望ましい。

 と述べた。

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( 翻訳者:8412103 )
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