シリア:反体制芸術家ユースフ・アブダルキー氏逮捕
2013年07月20日付 al-Hayat紙


■反体制芸術家ユースフ・アブダルキー氏逮捕

2013年7月20日『ハヤート』

【ロンドン:本紙】

シリア治安機関はおととい(18日)夜、港湾都市タルトゥース市の政府軍検問所で、シリアの芸術家ユースフ・アブダルキー氏と反体制政治活動家2名を逮捕した。他方、同治安機関は拘束されていた23名の女性を釈放、その中にはジャーナリストのシャザー・ムダード氏もいた。

「民主的変革諸勢力国民調整委員会」は、アブダルキー氏が逮捕され、同委員会の中央議会のメンバーである同志アドナーン・ディブス氏および「共産主義行動党」党員のタウフィーク・イムラーン氏も共に逮捕されたと報告した。また同委員会は、治安当局に「彼らの安全と福利に関する責任」があるとし「彼らと逮捕された調整委員会のメンバー、およびシリアの刑務所の全ての被拘禁者の釈放」を要求した。

一方「シリア人権監視団」は「(上記の)三人の指導者は元政治犯である」と述べた。また「シリア報道・表現の自由センター」は、彼らの逮捕の理由について「情報がない」と述べ、アブダルキー氏が故ハーフィズ・アサド前大統領の統治期間の1978~1980年の間、拘束されていたことを指摘した。またその(拘束の)背景には、同氏が、後に「共産主義行動党」となった「共産主義行動連合」に所属していたことがあったと指摘した。

アブダルキー氏は80年代初期にフランスに発ち、2005年にシリアに帰国するまでほぼ四半世紀の間フランスで過ごした。またフランスにいた間、同氏はフランス国籍の取得を拒否した。同氏は著名なシリア人彫刻家・芸術家として認知されており、また1989年にパリの大学で博士号を取得している。

「シリア・センター」は、アブダルキー氏は1951年にシリア東部のカーミシュリーに生まれ「シリアの革命運動体との芸術家の連帯を明示的に表現した、シリア人の初期芸術家らの一人」だったと述べた。また同センターは、アブダルキー氏は「運動体が平和的であり続けることの重要性、そして軍国主義の拒絶」を強調しつつ(芸術活動を行った)と述べた。

(後略)

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(翻訳者:辰巳新)
(記事ID:30894)