情報相、政治囚らのさらなる釈放の予定を表明
2013年09月26日付 Mardomsalari 紙

 情報相は、ガディール・フンムの祝日〔=10月23日〕にさらなる囚人らの釈放が行われる予定であることを明らかにした。

 イラン学生通信の報道によると、セイエド・マフムード・アラヴィー情報相は閣議の傍らで、記者団を前に「ガディール・フンムに、さらに多くの囚人が恩赦を受ける予定だ。われわれはこれが、これらの人々や国民に同日与えられる良きプレゼントとなるものと期待している」と述べた。

 同師は最近になって行われた囚人らの釈放〔※9月中旬にナスリーン・ソトゥーデ氏ら人権活動家10数名が釈放されたことを指す〕について、「慈悲の微風が最高指導者から吹き、一部の囚人が体制による恩赦を受けるのは、これが初めてではない。これは前例のあることだ」と述べた。

 同師はその上で、「現在、この微風が吹いているのであり、今後も吹き続けることになるだろう。特に、我が社会は現在、平穏な状況が支配しており、人々の視線も希望に満ちたものとなっている」と付け加えた。

 アラヴィー師は、「言うまでもなく、体制を支える高官、特に社会の父としての役割を担っている最高指導者は、こうした状況が続き、人々の将来に対する希望に満ちた視線がさらに輝き、持続することを望んでおられる。将来に対するこうした明るい、希望に満ちた視線が持続するためにも、囚人らのこうした釈放が今後も続けられるのは間違いない。神の思し召しにより、我が人民がガディール・フンムの祝日を楽しく過ごしてくれることを願っている」と語った。

〔‥‥〕

Tweet
シェア


関連記事(司法権人権本部書記「イランには政治犯はいない」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31599 )