革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、革命防衛隊製の無人航空機「スキャン・イーグル」の実物サンプル1機をロシアに贈呈したことを明らかにした上で、「革命防衛隊によって製造された無人航空機は、イスラーム的イランの技術力の一端を示す象徴である。そして今日、その実物サンプルをプレゼントとして、〔イランを訪問中の〕ヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ少将とロシア国民に贈呈した」と述べた。

　革命防衛隊広報によると、ロシア空軍のヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ司令官は、革命防衛隊宇宙航空部隊のアミールアリー・ハージーザーデ司令官と同部隊司令部内にて会談し、その中で革命防衛隊の能力・ポテンシャルについて触れ、「イラン革命防衛隊宇宙航空部隊は極めて高いポテンシャルを有しており、目を見張るほどの能力に達している」と述べた。〔‥‥〕

　ハージーザーデ司令官もこの会談のなかで、ロシア空軍司令官との協議について、「両者が関心を抱いているテーマについて、この協議でよい議論をすることができた。協議の成果については、極めて高く評価できる」と述べた。〔‥‥〕

　ハージーザーデ司令官はまた、ペルシア湾に展開する〔アメリカをはじめとする〕域外勢力の艦隊の様子や装備について航空・海上から撮影したフィルム1巻をロシア国防相に贈呈するべく、ヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ空軍司令官に手渡したことを明らかにした。

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（ 翻訳者:白糸台国際問題研究所 ）
（ 記事ID:31756 )