<世界一の汚染都市>フーゼスターンで酸性雨か?(1) :3000人が急性呼吸器疾患
2013年11月04日付 Jam-e Jam紙


【ジャーメジャム・オンライン】二日前、[イラク国境・ペルシア湾岸の]フーゼスターン州で雨が降り始めたと同時に、当初、[同州都]アフワーズで、その後は州内の他の諸都市で、呼吸器の症状を訴える市民が治療センターへ殺到した。日曜日の午後までに患者の数は3千人以上に達した。酸性雨と考えられる降雨が原因で、フーゼスターンの各治療センターは警戒態勢に入った。

 アフワーズが再度、世界一汚染された都市であるとされてからまだ1ヶ月も経たないうちに、呼吸器疾患発生の新たな波が始まった。アフワーズ・ジュンディーシャープール医科大学は日曜日[11月3日]の会議で、フーゼスターン州では2日間で、呼吸器疾患を訴える3千人以上の患者が診察を受けたと伝えた。

(中略)

 フーゼスターン州保健センター長のセイイェド・モハンマド・アラヴィー氏は、「これらの疾患の症状は、いずれも類似していて、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症状を示しており、それは咳や呼吸困難によって引き起こされる」と述べた。

 同センター長はさらにこう説明した。

専門家らは基礎的な臨床調査の中で、この疾患の原因として、大気汚染と「酸性雨」と思われる降雨を指摘した。最近の降雨において、大気と雨水の中の汚染物質が酸化化合物ないしは、いわゆる「酸性雨」を作り出し、患者たちはこれらの物質を吸い込むことで呼吸器系諸疾患を発症したのだと見られている。

 同センター長によれば、発症者は大半が高齢者や過去に呼吸器や心臓疾患、糖尿病を患ったことのある人である。もちろん、これらの人々の間での気道感染(呼吸器感染)の徴候は観察されておらず、治療によって症状は改善されている。

につづく

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(翻訳者:8410039)
(記事ID:31940)