軍事演習「ヴェラーヤト4」、終了：所期の目標を達成

　軍事演習「ヴェラーヤト4」が、初期の目標をすべて達成して、昨日成功裏に終了した。

　イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、国軍総司令官代理のアブドッラヒーム・ムーサヴィー司令官は今回の演習の主な目的として、・若い兵士らに経験を伝え、実戦舞台の管理を任せること、・海上ならびに空中の動く標的を射撃すること、・航空部隊の専門家らの手によって性能が向上した国産システムを利用すること、そして・航空機に搭載された新型の爆弾・武器を空中から発射し、予め設定した標的に命中させること、などを挙げた。

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　ペルシア湾で行われた軍事演習「ヴェラーヤトの聖域を命を懸けて守る者たち4」の主要第二段階では、戦略爆撃機スホイ24、ならびに戦闘機ファントムが空中ならびに地上に設定された、固定および動的標的を破壊し、自らの軍事オペレーションを見事に遂行した。

　軍事演習「ヴェラーヤトの聖域を命を懸けて守る者たち4」の報道官を務めるホセイン・チートフォルーシュ空軍第二准将は、「金曜日の夜半まで予め設定された標的に対して行われた、戦闘機F5、ミラージュ、及びサーエゲによる空中からの地上標的への追尾ならびに射撃が行われた後、土曜日朝からはサーエゲおよびミラージュが遠く離れた空中の標的を撃破する訓練が行われた」と述べた。

　同氏はまた、「この段階では、戦略爆撃機スホイ24が国軍航空部隊の若き専門家らによって最適化された、各種ピンポイント・ミサイルを搭載して、実戦テストが行われ、地上及び海上の標的を見事に破壊した」と語った。

　同氏はさらに、「追尾戦闘機F4も性能が向上したミサイル《マーヴェリック》ならびにピンポイント・スマートロケットを発射し、海上にある動く標的を破壊した」と付け加えた。

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　他方、ファールス通信は「射程距離200キロメートルの空中発射ミサイル《ガーデル》が航空部隊の演習で初めて、実際のオペレーションで戦闘機から発射された」と伝えた。

　この報道によると、3日間の日程で行われた今回の演習の特徴としては、F4、F5、スホイ24、サーエゲ、およびミラージュの各戦闘機が用いられ、バンダルアッバースの「殉教者アブドルキャリーム」基地を中心に、国軍航空部隊のすべての戦闘基地が参加したことが挙げられるという。〔‥‥〕

　また、今回の演習の重要な特徴の一つとして、ここ数ヵ月間で国軍航空部隊に納品された、空中発射ミサイル《ガーデル》および《ナスル》が利用されたことも挙げられる。

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（翻訳者:白糸台国際問題研究所）
（記事ID:32455 )