石油省次官:「石油貿易への民間参入、新市場の開拓が条件」
2014年01月13日付 Hamshahri 紙


【ハムシャフリーオンライン:経済-国内】石油省次官は、バーバク・ザンジャーニーの事件は、石油貿易において通常とは異なる方法での取引が行われたためであると述べ、次のように述べた。

原油の輸出を行おうとする民間事業者らは、有効な事業許可証を提示しなければならない。

IRNA(イラン学生通信)によれば、マンスール・モアッザミー同次官は、バーバク・ザンジャーニーのような者たちが現れたのは、過去数年に渡る石油貿易分野で、これまでの慣行とは異なるやり方での取引が行われるようになったためだと述べた上で、次のように発言した。

わが国に対して厳しい制裁措置が科されていても、石油貿易にふさわしいシステムというものは存在する。つまり、〔制裁は〕石油を売るにあたりこれまでとは異なるやり方をしてもいいという理由にはならないのだ。

 同次官はまた次のように強調した。

我々は、民間事業者らが石油貿易に参入するために守るべき明確な枠組みを設定している。

モアッザミー石油省次官によれば、石油輸出への民間参入のもう一つの条件は、この分野において十分な経験を有していることである 。同次官は、民間セクターによる石油輸出のさらなる条件は新市場の開拓であると述べた上で、次のように明言した。

イランがターゲットとしている市場は明確であり、民間の輸出業者はこれらに参入して、その市場を乱すべきではない。むしろ新しい市場を開拓すべきなのだ。

また同次官は次のように指摘した。

民間セクターがこれらの規範や条件に則るならば、既存の枠組みの中で石油貿易を行うことができるだろう。


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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:32673 )