4つの《仏―イ》経済協力グループを結成:制裁によって失われた仏車シェアはアジア企業の手に
2014年02月04日付 Hamshahri 紙


【ハムシャフリー・オンライン】「フランス経営者連合」[訳者注:原文まま]会長は、イランとフランスの経済関係者らによる共同会合において、4つの《仏―イ》協力グループが結成されたと発表し、こう述べた。

われわれは、フランスとイランの経済関係の復活を模索している。

この4つのグループは、工業、陸上輸送、石油・ガス、遠隔通信と情報技術の4分野であり、恒常的な発展とサービスの取引を意図したものである。

この会合において、鉱工業商業相は、現在、両国の貿易関係の規模は下降の一途をたどっているとする一方で、今年には、50億ドル[約5000億円]規模にまで拡大するであろうと強調し、次のように発言した。

過去数年間に生じた問題と経済制裁の拡大により、イランの市場におけるフランスの自動車メーカーのシェアを、アジアの自動車メーカーが奪う格好になっており、フランス企業は大きな損害を被った。

モハンマド・レザー・ネエマトザーデ鉱工業商業相は、自動車産業や航空機産業、石油・ガス・石油化学などは、フランスとイランの協力関係の中で主軸となり得るだろうと述べ、こう発言した。

イランとフランスの協力関係の新たな一章が始まることを望んでいる。鉄道、船舶建造、海運、港湾建設、鉱業、通信、金融、保険、工業技術などの分野においても、我々はフランスと協力する用意がある。

イラン産業発展革新機構長官もまた、両国の協力方針を模索するためにイランとフランスの事業者らによる共同委員会の設置を求め、こう述べた。

フランス企業らは、過去にイランにおいて起きた出来事と否定的な印象を、自らの措置によって償い、再びイランに投資を行うよう希望している。


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( 翻訳者:8400001 )
( 記事ID:32825 )