日本がイラン産原油の代金支払い:核合意後の最初の顧客
2014年02月05日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】水曜日[2月5日]、日本の経済官僚らは、今週、日本がイラン産石油の最初の顧客として、核合意を踏まえ、イラン政府に原油の代金を支払ったと述べた。

イランに対する最初の送金という日本の役割は、イランの石油とガス分野への投資で国際的なライバルたちと競争を繰り広げている日本企業にとっても有利なことかもしれない。

中国、インド、韓国もイランから原油を買おうとしている。資金移動を待つイラン関連口座に何百億という資金をもっているのだ。

日本の3人の経済官僚は、ロイター通信に対し、匿名を条件に次のように語った。

[凍結されていた]イランの資金は、今週、ある日本の銀行の口座から、解除された。

上記官僚らのひとりは、「凍結解除された]資金は、5億5000万ドル[約550億円]だった」と認めた。さらに、もうひとりの官僚は、「おそらく、より多額の資金が、日本からイランへ支払可能な形で凍結解除されたと思われる」と述べた。

さらに、別の経済官僚は、こう述べた。

イラン資産のうちかなりの金額が、日本の銀行口座に保有されている。

また、今週、アメリカ財務省報道官は、これ以前の今週、以下のように発言していた。

この金額[※原文まま]が、スイスにあるイラン中央銀行の口座に移されることになっている。


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( 翻訳者:8400001 )
( 記事ID:33033 )