Ruaf Taner コラム:選挙民の声
2014年04月01日付 Hurriyet 紙

選挙が過ぎ去るや、いつもは緊張は弱まり、張りつめた空気も少し和らぐものだった

今回はそうはならなかった。

あたかも明日また選挙があるがごとく、風は変わらぬスピードで吹き続けている。

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社会を落ち着かせ、国を正常に戻すことが、誰よりもまして首相に課せられた義務である。
バルコニーの演説(3月30日23:40分から始まったエルドアン首相の勝利宣言)で、ああもし和平の言葉を使うことができていたならば・・・。
クルチダルオール氏をなだめることができたのだろうか、私にはわからないが、何かを失うことになったのだろうか?

***

とにかく。

私たちは学んだのだ。朝から晩まで「泥棒がいる」と叫んでも選挙には勝つことができないと。
敗北の言い訳さえもない。四面楚歌のタイイプ・エルドアン氏をあなたは今回も負かすことができなかったのだから、何も話さないでくれ。
何も言うな。なぜならもう未開封の投票箱はないのだから。

***

民族主義者行動党(MHP)によくやったと言いたい。

その道はしばしば閉ざされたが、彼らは洞察力を失うことはなかった。事実、あれ、これ非難することに対し、「なぜ望んだだけの票を得られなかったのか」を議論し、検討するはずである。
同じことを共和人民党にも勧める。沿岸警備隊から少し本来の自分に戻って、自らの可能性を発揮するようにすべきだ…。動員された候補者と動員されたスタッフによって、つまり「運ばれてきた水によって水車は回らない(借り物ではだめである)」。回ることはない…




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:菱川大喜 )
( 記事ID:33378 )