成人の識字教育、進まず:原因は「関心の低さ」
2014年04月20日付 Jam-e Jam紙

 識字教育運動機構の副長官(教育担当)は、国内には970万人の絶対的非識字者がおり、そのうち345万人は50歳以下だとした上で、「《子どもたちの親への識字教育計画》が各学校に通達されて開始されたが、この計画はさまざまな問題に直面している」と述べた。

 イラン学生通信(ISNA)が伝えたところによると、モハンマド・メフディーザーデ副長官はこの計画が直面している問題として、・非識字者がこの計画にあまり関心を示していないこと、・登録システムの不備、・〔この計画の実施主体である学校の〕校長への謝金の未払いなどを挙げ、識字教育計画に対する〔非識字者の〕親たちの関心が低いことについて、

校長先生方には、これまで以上の真剣な決意と意志で、こうした人たちとの面会ないし電話連絡を通じて、識字教育を受けるよう彼らに促してもらいたい。また児童・生徒たちの協力も引き出してほしい。

 と付け加えた。

 同氏は、こうした人たちの中には〔知的障害によって?〕学習能力のない人たちもいるとした上で、「地方の校長先生方にお願いしているのは、こうした人たちを見つけ出し、彼らの名前を識字能力のない親たちが掲載されているリストから外すことで、計画の速やかな進展に協力してほしい、ということだ」と述べた。

 同氏はさらに続けて、「識字教育計画が完全に施行された次の段階として、児童・生徒たちの数に対する識字能力のない親たちの割合をもとにして、全国の各学校の健全さを得点化することを計画しており、これにもとづいて各学校をランキングする予定だ」と語った。

 メフディーザーデ氏は10歳から20歳までの年齢層で教育の機会を奪われた青少年に、教育を受ける適切な環境を用意することが必要だと強調し、「これらの人たちの中には、働く子どもたち(ワーキング・チルドレン)や両親が離婚した子どもたち、障害を持った子どもたちが含まれている」と述べた。

 同氏によると、国内には6700人の教育の機会を奪われた子供たちが特定されており、こうした子供たちへの教育は一対一の個人指導で行われる予定だとのことである。

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:33641)