レザー・ザッラーブが新たに発言「私はイランのスパイではない」
2014年04月22日付 Mardomsalari 紙

 レザー・ザッラーブが自身の告白の続きで、自分はイランのスパイではないと強調し、さらに「私にとって、イランとの往復に全く問題はない」と述べていることが分かった。

 イラン学生通信がトルコ・タイムのニュースサイトの報道として伝えたところによると、トルコでのマネーロンダリング及び贈賄事件の主犯の一人であるレザー・ザッラーブは、保釈後に同国のあるテレビ局とのインタビューで、「あなたはイランのスパイなのか」との質問に対し、次のように答えたという。

違う。私は一介の貿易商にすぎない。イランのスパイでないだけでなく、どの国のスパイでもない。実際、私はこれまでの事業でトルコの経済に多大な利益をもたらしてきた、一貿易商だ。

 ザッラーブはバーバク・ザンジャーニーとの関係について、「この人物はイランではよく知られた人物だ。私はこの人物の関して、遠巻きにのみ知っているだけで、彼と会ったのも二度だけだ。私たちは互いに友人でも、パートナーでもない。実際のところ、新たなシナリオをでっち上げようと試みている者が一部にいるようだ」と述べた。

 このイラン系貿易商であるレザー・ザッラーブは、イランへの入国が禁じられたとされていることについて、「これまでに、イラン政府から私への逮捕命令は出されていない。私には好きなときにいつでも、イランへの出入国が可能だ。この件に関しては、全く問題はない」と述べた。

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( 翻訳者:8412107 )
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