アラム=アルホダー師、ヴァーエズィー通信情報技術相の発言に反発
2014年05月03日付 Jam-e Jam 紙

 通信情報技術相はゴムにある「宗教質問回答センター」を視察した際、フェイスブックのコンテンツのうち、イラン国内で利用できないような〔問題のある〕内容や画像は全体の15%に過ぎず、それ以外は有益で、国内で利用可能かつ管理可能であると発言した。これに対し、マシュハドの金曜礼拝導師は強く反発し、次のように述べた。

ここ数日間、通信情報技術相はフェイスブックに対するフィルタリング解除について言及している。残念ながら、そのようなこと〔=通信情報技術相の発言として伝えられている内容〕が正しいのであれば、この発言が意味しているのは、自らの文化の門戸をイスラームの敵に開放することにほかならない。

 アーヤトッラー・アフマド・アラム=アルホダーはさらに、

フェイスブックに対するフィルタリングを解除して、果たしてわれわれは抵抗文化を維持しうるだろうか。この政権は、ロウハーニー師の政権ではないのか。国民はあなたがフェイスブックのフィルタリングを解除するために、票を投じたのだろうか。

 と続けた。

 同師はさらに続けて、

大臣は敬虔な方で、ヴェラーヤテ・ファギーフ(イスラーム法学者の監督論)に反対しているような人物ではない。かつては外務省で我らが体制に奉仕していたこともあった。このような方々が年を重ねてから、どうしてこのような状態になってしまったのか、みずから墓穴を掘るようなことを口にしてしまうのか、私には不思議でならない。

 と述べた。

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( 翻訳者:3413001 )
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