大統領、パキスタン首相と会談「パキスタンが国境管理に努力すれば地域の発展は加速」
2014年05月12日付 Jam-e Jam 紙


 大統領はパキスタン首相との会談で、「国境地帯の安全と発展の上に両国関係を築いていく必要がある」と述べた上で、「イラン・イスラーム共和国はイランとパキスタンの国境を、鉄道、道路、および光ファイバーによってつなげる用意がある」と言明した。

 大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、大統領は「両国の国境地帯で起きた最近の不快な事件は、イラン・パキスタン両国の世論を動揺させるものであった」と指摘した上で、イラン人国境警備兵がテロ組織の手から解放されるに当たって、パキスタンの政府ならびに国民が協力を惜しまなかったことに感謝の意を伝え、さらに「パキスタン政府がこれまで以上に、国境の管理と安全に努力してくれれば、地域ならびにパキスタンの発展は今後加速していくだろう」と付け加えた。

 ロウハーニー大統領はまた、「平和パイプライン」の名で知られる両国間のガス・パイプラインに、イラン・イスラーム共和国は多額の投資を行っており、自分の責任をすべて全うしていると述べた上で、「イランは互いの責任が全うされることで、近隣諸国、特にパキスタンとの関係レベルを最高レベルに引き上げたいと考えている」と述べた。

 大統領は、テロリズムは地域が直面する深刻にして極めて大きな問題であり、あらゆる国を苦しめているとの見方を示し、「域内およびアラブのすべての国々は、テロ組織の存在がいかなる国の平和や安定、利益にもつながらないという信念に行き着く必要がある」と語った。

 パキスタンのナワーズ・シャリーフ首相もこの会談のなかで、「我が政権は両国間のガス・パイプライン計画の実施に立ちはだかる障碍を取り除き、このプロジェクトを再び復活させる決意である」と述べた上で、両国の貿易レベルが近い将来、これまで以上に拡大していくことに期待を表明した。

 パキスタン首相は両国間の国境地帯で起きた不快な事件についても触れ、「パキスタンは《ジョンドッラー》と呼ばれるテロ組織の壊滅において、イランに対して極めて良好な協力を行った。パキスタンの政府ならびに国民は、イランとともに、テロ組織、特に《ジェイショル・アドル》の排除でも、必要な協力を行う決意である」と述べた。

 昨日、イランとパキスタンの両当局者の間で、協力のための文書9点の署名が取り交わされた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:8410141 )
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