ケルマーン州獣医学局長「相次ぐラクダの死亡は、コロナウィルス感染ではない」
2014年05月22日付 Jam-e Jam紙
ラクダへのワクチン接種(ケルマーン州獣医学局HPhttp://kerman.ivo.ir/Portal/Home/より)
ラクダへのワクチン接種(ケルマーン州獣医学局HPhttp://kerman.ivo.ir/Portal/Home/より)

ケルマーン州獣医学局局長は、同州南部でのラクダの死亡事例をコロナウイルスが原因ではないとした上で、こう発言した。

この死亡は、気象変動によって生じた伝染病が原因である。

 メフル紙の報道によると、ケルマーン州の健康委員会の会合において、ホセイン・ラシーディー同局長は、ケルマーン州南部とスィスターン・バルーチェスターン州のイランシャフル県でのラクダの死亡についてこのように言及した。

この死亡の原因は、気候変動による伝染病であり、これまでにケルマーン州では、コロナウイルスに感染したといういかなる報告も受けていない。

彼はコロナウイルスのラクダからヒトへの感染の可能性に関してこうも語った。

コロナウイルスとマーズ(MERS)コロナウイルス[中東を中心に感染が広がる新種のコロナウィルス]に関する議論は、2012年から行われており、サウジアラビアにおいて、多くの家畜の死亡と甚大な被害をもたらしている。

 ラシーディー氏は伝染病の予防の重要性に言及し、こう述べた。

[国家]獣医学庁からの通達により、コロナウイルスによる伝染病予防の観点から、国とケルマーン州へのラクダの輸入や移動が禁止された。

 また、「これまで、ケルマーン州でのラクダへの需要の一部はは、スィスターン・バルーチェスターン州から購入することによって確保されていた」とも述べた。

 ケルマーン州獣医学局局長は、獣医学が社会の健康の確保の為に担う役割に触れ、こう述べた。

[その役割の重要性]にも拘らず、この分野における予算はいままで考慮されてこなかった。獣医学は[人間の]健康という名目で農業予算からごく一部を受け取っていたにすぎない。

 今年に入って、何十頭ものラクダがケルマーン州において死亡しており、ケルマーン州獣医学局の担当者らは、その原因を気象変動とラクダの過食によるものだとした。この病気は、これまでのところヤギとヒツジにのみ見られていたが、ラクダがこのバクテリア由来の病気に感染したとされるのは初めてのことである。
 

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(翻訳者:8409102)
(記事ID:34089)