革命最高指導者「何人も人民の選択に由来する力に抗ってはならない」(1)
2014年06月07日付 Mardomsalari 紙
http://www.khamenei.ir/より
http://www.khamenei.ir/より

 25回目となるイスラーム革命創始者逝去記念日〔=6月4日〕に、イマーム・ホメイニーを愛する人々が全国から同師の光あふれる墓廟横に集まり、〔‥‥〕旅立たれた親愛なる指導者が掲げた理想との契りを再び結んだ。

 最高指導者広報サイトが伝えたところによると、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下はこの活気あふれる大群衆の前で、力に満ち、進歩の道をひた走るイスラーム共和国という現象を知ろうと、〔世界の〕諸国民が日増しにその関心と熱気を増している理由について説明した上で、「イスラームのシャリーア」とこのシャリーアから生まれた「人民主権」こそ、イマーム・ホメイニーの掲げた主義主張を支える二つの根幹だと指摘した。同師はさらに、イマームが〔世界の抱える諸問題に対して〕示した新たな「政治的・文明的」処方箋を、〔イランの〕国民と責任者たちが忠実に守ることの必要性を強調した上で、次のように述べた。

〔イランに対する〕アメリカの嫌がらせと妨害、そして偉大なるイマームの運動が有していた精神と方向性に対する〔イラン国内における〕劣化、この二つこそ〔イランが直面する〕二つの主要な問題に他ならない。イラン国民はそのことを知り、それを克服することで、亡き偉大なるイマームが示した、人類に幸福をもたらす誇り高き道を継続することができるのだ。

〔‥‥〕

 同師は敵がイスラーム共和国に対して已むことなく大々的に行っている「プロパガンダ的、政治的」攻撃も、〔世界の〕諸国民がイスラーム革命に関心を増大させている要因の一つだとした上で、「こうした絶え間なき未曾有の攻撃の的となっている国の本質・真実が何なのかについて知り、その抵抗と成功の秘訣について理解することに、イスラーム世界の意識はこれまで以上に大きな関心を寄せるようになっている」と付け加えた。

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は諸国民がイスラーム革命への関心・理解を深めた結果の一つとして、イスラームの目覚めと抑圧諸国に対する反感が生まれたのだとし、次のように強調した。

抑圧陣営は、イスラームの目覚めを根絶したなどと戦略的な思い違いを犯している。しかしイスラームの目覚めを結果した〔イスラーム世界の民衆の〕認識や理解が消えてなくなることはない。この現象は遅かれ早かれ、〔世界中に〕拡大していくだろう。

 同師はイラン国民の力強さとその絶え間なき進歩こそ、諸国民がイスラーム共和国と宗教的人民主権に関心を抱く一つの原因となっているとした上で、

イスラーム共和国はなぜ、そしてどのようにして35年間、敵の暴力的で敵意に満ちた軍事的、政治的、プロパガンダ的攻撃に対して抵抗してきたのか。イスラーム共和国はアメリカによる空前絶後の制裁に対して、どのように抗ってきたのか。そして保守的な態度とはまったく異なり、イスラーム共和国が日に日に進歩と力強さを増しているのはどのようにしてか。イスラーム世界の若者たちは、この重要かつ歴史的な問いへの答えを求めているのだ。

 と指摘した。

つづく


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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:34277 )