飲料水の臭み・不味さへのアルダビール市民の不満、続く
2014年07月07日付 Mardomsalari紙

 ここ数週間、アルダビール市民は飲料水の不快な臭いや味に耐えてきた。そうした中、飲料水の質改善のために、今週にもヤームチー・ダムの表層部の水を汲み上げる計画が開始される予定となっていた〔が、そのような水質改善に向けた対策が取られた様子は、いまのところ見られない〕。

 メフル通信によると、アルダビールの飲料水の質の低さが毎年繰り返されてきた。こうした中、水道事業の責任者らは市民らに対し、当局の計画している専門的施策が実を結ぶのを我慢して待つよう、呼びかけている。

 もちろん、少し前までは、州の水道・衛生事業の責任者らは市民の苦情をまったく認めず、飲料水は衛生的であることを強調していた。

 にもかかわらず、コップに注がれた水からでさえ鼻につく不快臭に、市民が不満を口にしていることを複数のメディアが追及したことで、今年になってようやく、水道事業の責任者たちは飲料水が不適切な状態にあることを認め、その原因について説明するようになった。

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 アルダビール地域水道社の代表は、飲料水の悪臭・不味さの最も根本的な原因は、ヤームチー・ダムの水が飲用に向かないことにあると述べた。

 ダーヴード・ナジャフィヤーン氏は、州の一人当たりの水の消費量は〔1日〕150リットルが想定されており、この数字は世界標準と比較すると高いレベルにあると指摘、「適切な消費への無関心が、水不足の危機に直面する原因となっている」と語った。

 同氏は続けて、「こうした危機的状況が、近年、地域水道社が農業用水の確保の目的で建設したヤームチー・ダムの水を飲用に充てるようになった原因となっている」と述べた。

 こうした水は当然のことながら、いくら濾過してもその水質を向上させることは不可能で、その結果、アルダビールでは家庭用浄水器の購入やミネラル・ウォーターの消費が、活況を呈するようになっている。

 最近の発言の中で、水質汚染の原因は生活排水や硝酸塩にあると述べていたナジャフィヤーン氏は、水質改善が地域水道社の事業計画に含まれていると強調した上で、この計画が州治安評議会にも提出されたことを明らかにした〔が、今週にも始まる予定だったこの計画が実施された痕跡はいまだ見られない〕。

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 アルダビールの飲料水の質の低さは、近年、さまざまな当局者によって指摘されている問題であり、ついにはアルダビール県知事も、牛乳、ナン、そして水が県の抱える三大問題であると指摘、「市民が抱える主要な問題の改善に向けて対策が行われる予定だ」と強調するまでになっている。

 アルダビール市民は新年〔3月21日〜〕が始まって3ヵ月、ラマダーン月に入ってなおも、自分たちの抱える問題が解決されていない状況を目の当たりにしている。彼らは飲料水の改善に向けた抜本的な対策を求めている。

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(翻訳者:8410141)
(記事ID:34771)