軍統合参謀本部副参謀長「シオニストは三度目の敗北を喫した」
2014年08月05日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部の副参謀長は、「子供殺しの邪悪なイスラエル軍兵士たちのガザからの強制退却は、このイカサマ体制にとって三度目の恥ずべき敗北となった」と述べた。

 軍統合参謀本部副参謀長(バスィージ問題及び防衛文化担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー准将は、ガザ戦争をめぐる情勢について言及し、「シオニストたちがガザ22日戦争や8日戦争で喫した歴史的敗北は、先の30日戦争での略奪者イスラエルの偉容の崩壊によって、完璧なものとなった。今や、暴虐で被抑圧者らを殺めるこの体制の真の姿が脆弱なものであることを、世界の人々ははっきりと目撃している」と語った。

 同氏はさらに、「イスラエル人らの汚らわしい性質は、侵略と殺戮によって作られている。それゆえ、占領地に住む人々の過半数の意志に基づく民主主義的な和平プロセスに期待することは、まったくできない」と付け加えた。

 ジャザーイェリー司令官は、「シオニストたちが理解できるのは、力のことばだけだ」と強調した上で、「占領地に住む人々、特に西岸地区の人々が闘いの方法を戦略的に変えるならば、占領者たちは新たな困難に直面することになるだろう」と続けた。

 イラン国防宣伝本部の本部長でもある同氏は、ガザ戦争がもたらした教訓に触れ、「ガザ30日戦争が教えるもの、それは勇者ガザの罪なき人々が殺戮されているなかで、アラブの反動諸国は致命的なまでの沈黙を守り、あるいはシオニスト及び大悪魔アメリカとの同一歩調を保った、という事実である。それは必ずや、地域の人々の歴史的記憶、そして世界の人々の心の中に残り続けるだろう」と述べた。

 ジャザーイェリー司令官はさらに、「略奪者イスラエルが、自らの能力のほんの一部のみを戦闘に投入したにすぎなかったガザの人々や戦闘員の前で、軍事的な敗北を喫したことは、アフガニスタンやシリア、イラク、レバノンでアメリカとシオニストが経験してきた失敗の歴史の一覧に付け加えられることになろう」と続けた。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:35037 )