サラーミー司令官「シオニストどもへの応答は戦場で示す」
2014年08月26日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊総司令官代行は、シオニスト体制の無人偵察機が我が国に侵入したことについて、「われわれの応答は外交的なものではなく、戦場で応答を示すことになろう。必要に応じて、われわれは自らの反応を〔ことばで〕表明することなく、行動に移すことになろう」と述べた。

 ホセイン・サラーミー司令官は本日正午、内務省の集会ホールで開かれた「職員バスィージ記念大会」で演説を行い、その中で我が国への偵察機の侵入について触れ、「最新のステルス技術とレーダー回避技術があらゆる箇所で活用されているシオニスト体制の小型レーダー回避機が1機、〔‥‥〕国境を越えて、〔我が国の〕広大な領空に侵入した。そしてその直後に、同機は我が方の防空システムによって観測・追尾された」と述べた。

 同氏はさらに、「われわれは敵の諜報計画を暴くために、同機を追跡した。そして同機が相応しい位置にきたことを確認した直後に、同機を破壊したのである〔※〕」と付け加えた。

※訳注:国境付近ではなく、核施設のあるナタンズ上空で破壊したのは、イランの防空システムに重大な欠陥があるためだ、という指摘が一部で出ていることへの釈明であると考えられる。

 同氏はさらに、「この事実は、たとえ戦術的な観点からは限定的な現象に見えるとしても、我が方の強力な防衛戦略を敵に伝えるものだったのだ」と言明した。

 同氏はその上で、「われわれの応答は外交的なものとはならない。われわれは戦場で、応答することになろう」と強調した。

 同氏はさらに、「必要に応じて、われわれは自らの反応を〔ことばで〕表明することなく、行動に移すことになろう。われわれの反応はオペレーショナルな(軍事作戦的な)ものとなり、我が敵はそれを見て感じることになろう」と付け加えた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:グノーティセアウトン )
( 記事ID:35194 )