国家安全保障委員会報道官「シオニスト体制の無人航空機の侵入はペルシア湾の国から」
2014年08月26日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の報道官は、「革命防衛隊によって撃墜されたシオニスト体制の無人航空機の技術的構造から考えるに、同機はペルシア湾岸諸国からイランの領空に侵入したものである」と述べた。
ジャーメ・ジャム・オンライン記者が伝えところによると、セイエド・ホセイン・ナガヴィー=ホセイニー議員(ヴァラーミーン選出)は撃墜されたこの航空機について、「燃料の量、距離、同機の移動にかかわる諸側面から示されるのは、同機がペルシア湾岸諸国からイランに飛来したということである。ただし、この無人航空機がサウジアラビアから侵入したということを確認することはできない」と語った。
同氏は続けて、外務次官がサウジアラビアを訪問したことについて、「近年、サウジアラビアが中東、特にシリア問題やイラク問題で果たしている役割は、同国の利益を極めて特殊な状況に置く結果となっており、それによってイスラーム世界は同国に対して、敵対的なスタンスを取るようになっている」と述べた。
同氏はその上で、「サウジアラビアは何らかの手を打って、近隣諸国との関係改善に動き、地域で活動するテロ組織の危険を除去したいと考えているようだ」と付け加えた。
同氏はさらに、「イスラーム共和国はサウジアラビアとの関係冷却化を望んでいたわけではなく、サウジは誤った政策によって自国の状況を危険に陥れていると、つねに警鐘を鳴らしてきたのである」と指摘した。
同氏はその上で、今回の訪問はイスラーム諸国の団結に向けた雰囲気を開くものであるとの見方を示した。
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( 翻訳者:コギトエルゴスム )
( 記事ID:35195 )