《勧善禁悪》パトロール・ライダーたちが、やってくる
2014年08月09日付 Jam-e Jam紙
「《勧善禁悪》ライダー・パトロールが、ストリートに帰ってくる」(http://persiannewsnetwork.com/)より
「《勧善禁悪》ライダー・パトロールが、ストリートに帰ってくる」(http://persiannewsnetwork.com/)より

アンサーレ・ヘズボッラー[※1]事務局長は、アンサーレ・ヘズボッラーの《勧善禁悪》[※]巡回グループの活動が今後も継続されることを表明した。

※訳注1:「アンサーレ・ヘズボッラー」は、「ヘズボッラー(神の党)の友」の意で、体制の改革を訴える活動家の集会などを、時に暴力的に妨害する極右集団。

※訳注2:《勧善禁悪》は、クルアーンにもその根拠を認めうるイスラーム法学概念のひとつ。ホメイニー師により国王体制打倒・《イスラーム法学者による統治》体制確立の根拠の一つとしても援用されたほか、近年では、社会問題、(とくにヘジャーブの乱れなどの)風紀取締りにおいても引き合いに出される。


モフタシャム事務局長は、これらの勧善禁悪巡回グループは、勧善禁悪が世直しに役立つと考えている、同活動に熱い支持を寄せる様々な層から成っている と述べ、こう言い添えた。

これらのグループは、アンサーレ・ヘズボッラーの統制下で活動を行っている。

【ジャーメジャム・サラー[家庭版]・オンライン】同事務局長は、《ライダー・パトロール》の名で呼ばれる、このパトロールについて提起されている事柄の一部や、治安維持軍の反応について言及し、次のように述べた。

我々は言葉のうえでは、齟齬はない。ライダー・パトロールという表現が、良く知られる治安維持軍のパトロールとの類似、および、バッティングを連想させるものであるなら、我々はこの言葉はさておき、当方のパトロール活動が治安維持軍の在来のパトロールに抵触するものではないことを強調しておく。

 上記の関係当局らがこのパトロール活動を承知しているのか、また本件について許可を得ているのかとの質問に答えて、同事務局長は、「法関係諸機関が本件に関知していないことは問題ではない。当然のことながら、この種の行動は、許可を必要とするような集会や政治的活動ではない」と述べた。

 モフタシャム氏は更に、「《勧善禁悪》は宗教法上の、また、[イラン・イスラーム]革命にとって重要な義務であり、かつ、全ての者にとっての義務である」と語った。

同事務局長は、この勧善禁悪巡回パトロールの活動はどの程度のものとなる予定なのかとの質問に対し、次のように答えた。

このパトロールの活動は、口頭によるものに限られ、彼らは抑止行動に努めている。言うまでもなく、どこかで組織的で計画的な《悪》を目にした場合には、単独行動はせず、関係当局の力を得て対処する。

 特筆すべきは、アンサーレ・ヘズボッラーのサイトで、本件についてこう発表されていることだ。

ティール月1日[6月22日]に勧善禁悪ライダー・パトロールのグループ第一陣が、その理念[=勧善禁悪]の遂行のために、テヘランのメイン・ストリートに向けて出発した。また、これらのパトロール・グループは、アンサーレ・ヘズボッラーの執行本部長をはじめとして、文化活動家、メディア関係者、さらにはテヘラン市内の各種ギルドの小商工業者に到るまで、様々な層の人々により構成されている。

 同サイトによれば、各域内にある公園、ショッピング・センター、交通路が、アンサーレ・ヘズボッラー・パトロール隊の担当地区・集合地点として指定され、そこでは規律に則って特定の者たちが責務を遂行している。

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(翻訳者:たるじょめのおきな)
(記事ID:35396)