大統領「ダーイシュの生みの親たちが《テロとの闘い》とは滑稽だ」(1)
2014年09月15日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】大統領は、テロリズムは拡大しつつある世界的脅威であると指摘した上で、こう述べた。

滑稽なのは、これまで諸々のテロ組織を訓練して装備させ、資金援助を行ってきた国々が、今日、突如として、これらテロ組織との闘いに取り組もうとしていることだ。

 大統領府広報サイトによれば、大統領はスロバキア共和国の副首相兼外相との会談において以下のように言明した。

イラン・イスラーム共和国は互恵的、地域的かつ国際的な協議及び協力拡大へのスロバキアの意志を歓迎する。

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンであるハサン・ロウハーニー大統領は二国間のこれまでの関係は非常に好ましく歴史あるものであったとした上で、次のように述べた。

二国間のこれまでの歴史は、今後、様々な分野で協力関係を拡大していくための優れた土台となるであろう。

[…]

 大統領は「過去数年間、過酷な制裁によって(両国)関係のレベルは低下してしまった。とはいえ現在の状況は、経済、学術及び文化の分野における二国間関係の発展再開のために大変良好な幕開けとなり得よう」と述べた。

大統領は、テロリズムは拡大しつつある世界的脅威であると指摘した上で、こう述べた。

滑稽なのは、これまで諸々のテロ組織を訓練して装備させ、資金援助を行ってきた国々が、今日、突如として、これらテロ組織との闘いに取り組もうとしていることだ。




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:赤城颪雷来 )
( 記事ID:35451 )