大統領「ダーイシュの生みの親たちが《テロとの闘い》とは滑稽だ」(2)
2014年09月15日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】大統領は「勿論、今後テロとの闘いに取り組むと誠実に宣言したいずれの国についても、我々は 、彼らの懺悔を受け入れねばならないと考えている」と付け加えた。

 ロウハーニー大統領は「一部で叫ばれているスローガンとは別に、今日、世界の国々はテロリズム撲滅に向けて手を取り合って行かねばならない。少なくとも『反テロリズム』で団結した明確な声がなければならない」と強調した。

 大統領は続いて、国際的な様々な問題についても議題が山積しており、それらの分野において相互の協議・協力が可能であるとした上で以下のように述べた。

スロバキアは5+1グループの一員でないとはいえ、EUの加盟国であり、核交渉の決着及び包括的な合意に影響を与え得る。

 大統領は、イラン・イスラーム共和国は核交渉に極めて真摯に取り組んでいると強調した上で、次のように述べた。

残された期間内に包括的な合意が得られるように、我々の相手方にも真摯に交渉に臨んでもらいたい。「制裁」の語が世界各国との関係から削除されることを、とりわけ人々の食糧品、医薬品及び医療設備などに影響を及ぼす、やみくもな制裁が解除されることを期待している。

[…]
 スロバキアの副首相兼外相もこの会談において、両国関係の15年におよぶ歴史の中で初めてのイラン訪問に満足していると述べ、「今回の訪問の第一の目的は相互の関係拡大である。そしてそれは、イランとの協力強化に我々が真剣に取り組んでいることの証である」と述べた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:赤城颪雷来[弐] )
( 記事ID:35452 )