外務報道官「米外交評議会でのザリーフ発言への批判、改竄された翻訳に基づくもの」(4)
2014年10月08日付 Jam-e Jam 紙
米外交問題評議会でのザリーフ外相(エエテマード紙www.etemaad.irより)
米外交問題評議会でのザリーフ外相(エエテマード紙www.etemaad.irより)

■国民的問題では党派同士の張合いは控えるべき

外務省のアフハム報道官は、さらに以下のように発言した。

このような状態[国内における核合意への国内における妨害、交渉チーム・外相への根も葉もない批判など]は、[核]交渉に関するすべての問題について十分に意見交換が行われ、各界の様々な見解が考慮され、交渉は国民的プロセスとして進められているにもかかわらず、生じているものである。

アフハム報道官は、更に続けて、「一部の人たちは、交渉を個人的な問題や派閥の問題に結び付けようとしているが、そうしたことはそもそも誤りであり、我々は交渉案件が国民的な問題として維持され、これらの人たちの見解が改められることを願っている」と述べた。
 
同報道官は、さらに、次のように発言した。

党派同士が張合うことは、それ自体問題ないが、世界のいずれの国でも、国民的問題というものは、あらゆるグループがその問題について意見が一致しているものであり、政治的駆引きも、独自の枠組と規範を踏まえて行われるべきものである。




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:たるじょめのおきな[参] )
( 記事ID:35593 )