災いをもたらすSNSでの交際(3)
2014年11月06日付 Jam-e Jam紙

加入は自由

 加入に何の制限もなく、あらゆる文化、あらゆる考え方をもったあらゆる個人が加入でき、彼らの行動に対していかなる管理もなされず、善悪を判断する基準もない、しかし望むかぎり、ユーザーらを誘惑する〔あらゆる〕虚飾が存在する、そうした空間。

 「Viber」「WhatsApp」「LINE」「Tango」のようなSNSに共通するこれらの特徴はどれも、若者らにワナを仕掛けるための「テラス」〔=開放された空間〕を創り出している。というのも若者たちは、いとも容易くこうした環境に引き寄せられて、何千キロメートルも離れ、年齢も文化も信仰もまったく異なるかもしれない人間と、多くの時間を費やしてしまうからだ。

 このような環境では間違いなく、彼らの生活スタイルとは矛盾・衝突するような〔反社会的・反宗教的な〕会話や内容がやり取りされてしまうのは、まさにこうしたことに理由があるのである。こうして、若者たちの信仰はごく容易に傷つけられ、家族の価値を貶めるよう、彼らは唆されてしまうのだ。

 現代の生活におけるSNSの役割には無視できないものがあり、こうした環境に肯定的な機能があることは間違いないが、しかし問題なのは、社会の文化的基盤の発展がテクノロジーやSNSの発展スピードに追いついていないことである。〔国の〕責任者たちが十分に文化政策に力を注いでいない状況下では、虎視眈々とスキをうかがう悪徳商人や犯罪者らは実に簡単に、SNSを自らの邪悪な目的を達成するための手段としてしまうのである。

つづく




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:アナヒト)
(記事ID:35855)