開運を口実とした婦女暴行事件、テヘラン東部で発生
2014年11月08日付 Mardomsalari 紙

 病気の治療や開運を謳うなど、様々な口実を装って人々から現金を騙し取り、女性らを虐待して、彼女たちに乱暴を働いていた占い師が、テヘラン東部ピーシュヴァー県の公共治安警察によって逮捕された。

 ピーシュヴァー県治安維持軍司令官のアーディーネヴァンド大佐は、記者クラブとの会見の中で、このニュースの詳細を次のように説明した。

ある人物がさまざまな口実を付けては、市民から多額の金銭を受けとって、占いをしたり、祈祷書きをしたり、霊を呼び出したりしているとの情報が寄せられたことを受け、同県の治安警察による特別捜査が始まった。

 ピーシュヴァー県治安維持軍司令官は、この人物を特定するための警察による特別捜査について言及し、「同県の公共治安警察の捜査官らは通報を受けとった後、情報の正確さを確かめた上で、司法と調整して、〔犯罪行為が行われていると〕目されている現場に向かい、占いをしている最中のこの人物を逮捕、署に連行した」と続けた。

 同大佐は、この占い師は肩書きを偽るだけでなく、女性たちを虐待し、彼女たちに乱暴を働いていたと指摘した上で、「捜査官らが現場を捜索したところ、70冊以上の祈祷書きの本や催涙ガス装置、麻薬を吸引するための機器、衛星放送受信機、一定量の麻薬を発見した」と加えた。

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( 翻訳者:shungrang )
( 記事ID:35940 )