大気汚染の削減には一般市民に当事者意識が必要
2014年12月08日付 Hamshahri紙


セイエド・モハンマド・ファッハール

 ここ数日、再発した大気汚染の傘にすっぽりと覆われ、大気汚染を抑制する風や降水の監視も延長されたため、首都テヘランの住民は、汚染を抑えるための現実的な方法を採り、自発的な外出を控えた。

 ここ最近の空は、汚染粒子の増加つまりは大気汚染を再び招いている。昨日、テヘランでの大気汚染指数は、不健全を示す[1立方メートルあたり]118マイクログラムに達し、アレルギー体質の人々はアレルギーを引き起こした。同じ頃、電気モーターの展示会に参加した大気浄化を求める嘆願書の署名者たちは、名簿の上積みをしていた。テヘランの住民は、本日、大気浄化キャンペーン(青空キャンペーン)に参加し、クリーンなモーターサイクルを利用するための準備は整ったと発表し、大気汚染削減のための自身の決意を示した。同時に政府当局や政府機関は、大気汚染問題の解決のために、風雨に期待を寄せている。

 もちろん不純物の少ないガソリンや継続的な車検によって大気汚染は減少するが、しかし何よりも重要なことは、市民自身が大気汚染削減に当事者意識を持つことである。

 国会開発委員会委員であるアリー・アクバル・アーガーイー氏は、今回の電気モーターの展示会を視察する傍ら、「テヘランや大都市の大気汚染は懸念すべきもので、皆が大気汚染の問題に対して当事者意識を持たない限り、この入り組んだ問題は解決されない。」と述べた。彼の話によれば、残念ながらクリーンエネルギーの利用は技術的に未成熟であり、大気や環境に対するガソリンによる負の影響を考慮して、皆がガソリン利用による輸送に原因を求める事態を引き起こしている。国会もこの分野については、テヘランの大気汚染を削減する方向の政策や計画を支持するよう準備が整っている。

【事故を引き起こす18の点検項目】
 しかし、大気汚染削減のための他の要素は、疑いなく自動車車検である。それはここ最近の何年かは国会でもあまり注目されておらず、市民たちの方からも忘れ去られていた。テヘラン自動車検査公社本部の専務取締役ヴァリー・アーザルヴァシュ氏は「自動車の健全化は、安全性の向上と大気汚染の削減につながる」と述べた。彼は、後に挙げる項目の適正が大気汚染の削減と自動車の安全性向上に大きな役割を担うと強調し、「例として、ある自動車のブレーキランプの動作不良は、後方の自動車の運転手に対して適切に警告を発しない原因となり、特に高速道路での衝突を引き起こしうる。」と付け加えた。検査公社本部の発表に基づくと、自動車の18項目の点検不良が事故を起こす要因として存在しており、どの項目に対する見逃しや放置も交通事故を引き起こす原因となる。留意すべき最重要項目は、エンジンとブレーキ系統である。自動車には、それら一つ一つの機能に起こりうる欠陥が大事故を決定づけてしまう基本的問題が内在している。

 昇降窓の不具合、ワイパーやウィンドウォッシャーの機能、シートベルトの状況、車体の老朽化状況、(オイル下がりまたはオイル上がりによって)オイル燃焼を起こしているような排気ガス[原文では「オイル燃焼前の自動車排気ガス」とあるがおそらく誤植]、ヘッドライトレンズの曇り状況、テールレンズ、ブレーキランプの機能、タイヤの減り具合、ヘッドライトの故障、ハンドルの利きの悪さ、 ショックアブソーバーの故障、ウインドウガラスのひび割れ、ブレーキシステムの故障、(ステアリングラックの)タイロッドエンドの劣化、車検年数の増加や、ハザードランプの状況は、部分的な機械的不良であるが、各々が単独で死亡事故を引き起こす要因となる。

【大都市の大気に致命的な一撃を与える車検年数の増加】
 新車の車検期間を5年とする法律は、改正されるべきである。国内で生産されている一部の自動車の安全状況はあまり好ましくない。というのも、製造後1年以内に技術的欠陥や問題が明らかになるからだ。最近、(新車の)車検年数を増加する法律を5年から2年へ見直す法案が、政府から国会に送られた。市民やこの問題に関心を持っている人々は、国会議員たちが車検年数の改正に賛成票を投じることを望んでいる。

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(翻訳者:カサバ王子)
(記事ID:36274)