司法、WhatsApp、LINE、Tangoに対するフィルタリングを命令
2015年01月08日付 Jam-e Jam紙

 イラン国営通信(IRNA)とファールス通信は昨日、メッセンジャー・アプリケーションのTango、LINE、およびWhatsAppに対するフィルタリングについて、司法命令が下されたと報じた。

 また昨日、これらのメディアのうちの一つは「仮想空間犯罪行為特定委員会」の関係者の話として、〔‥‥〕これらのアプリケーションに対しては完全なフィルタリングが行われるだろうと報じた。

 これに先立ち、イランの次長検事はイラン国内ではおよそ200のメッセンジャー・アプリケーションが活動しているが、そのうち国内で利用者が多いのはほぼ12のアプリケーションであることを指摘していた。

 アンドロイド携帯にインストールされたメッセンジャー・アプリケーションに関する統計によると、Viber、WhatsApp、およびLINEはそれぞれ、1千万人、900万人、および800万人のユーザーを抱えており、イラン人ユーザーの間でもっとも人気が高い。

 興味深いのは、〔フィルタリングの対象となったとして〕先に言及されたアプリケーションの中に、Viberの名前が見られないことである。Viberはイラン人の間で人気の高いメッセンジャー・アプリケーションの一つであり、インターネットを利用した無料のメッセージ送付や通話サービスをユーザーらに提供している。

 インターネット・ランキングサイトのAlexa(アレクサ)の発表によると、イラン人がよく訪れる人気インターネット・サイトの中で、Viberのサービス提供サイトは694位にランキングされており、このサイトのワールド・ランキングは5613位だという。

 このランキングによると、イラン人は世界のViberユーザーの中で最大勢力を誇っているという。Alexaの調査によると、イラン人はViberのサービスを利用している人々の15.8%を占め、同サービスのトップユーザーの地位を獲得している。それに続いて多いのがロシア人ユーザーの9.5%、次にアメリカ人ユーザーの7.2%で、それぞれ2位と3位を占めている。他方、Tangoの利用に関しては状況は逆転し、このアプリケーションの利用ではアメリカ人が1位、イラン人は2位となっている。

 ここ数ヶ月間、メッセンジャー・アプリケーションに対するフィルタリングをめぐっては、通信省と司法権の間で何度も論争が生じていた。通信情報技術省は、メッセンジャー・アプリケーションやソーシャル・ネットワーキングをフィルタリングすることは政府の方針ではなく、これらのネットワークで流通している犯罪的なコンテンツをフィルタリングするべきだと、繰り返し表明してきた。

 他方、司法権はこれらのアプリケーションで交わされる犯罪的なコンテンツに対して、監視を実行しスマート・フィルタリングを行うための、特別なプログラム〔=ソフトウェア〕は存在しないことを理由に、これらのプログラム〔=メッセンジャー・アプリケーション〕へのフィルタリングを間もなく行うことを、何度も発表していた。

 ファールス通信は昨日17時20分付で、司法命令により、1時間後にはこれら3アプリケーションに対するフィルタリングが実行される予定であると報じている。

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(翻訳者:8409102)
(記事ID:36578)