ハッダードアーデル「核の権利と遠心分離器の数を守ることは国の独立を守ること」(下)
2015年01月08日付 Jam-e Jam 紙

 ハッダードアーデル氏は、第2の考え方、すなわち第1の考え方に相対する考え方について説明を行い、次のように述べた。

この考え方によれば、革命はすでに完了した瞬間的なプロセスなどではなく、持続的なプロセス、あるいは哲学を有したものである。そして「独立、自由、イスラーム共和国」のスローガン〔※〕こそ、その具体的姿なのである。

※訳注:原文には「革命、自由、イスラーム共和国」とあったが、「革命」(enqelab)ではなく「独立」(esteqlal)の誤植と判断した。

 ハッダードアーデル氏は「我々はいかなるときも、国の独立について考えておかねばならない」と強調したうえで、

独立のために、〔イラン・イラク戦争の〕前線で、バアス党体制のサッダームに対して〔国を〕防衛しなければならないときもあれば、核エネルギーの利用や遠心分離器の保有におけるイラン国民の正当なる権利にこだわり続けなければならないときもある。こうした独立は、つねに守られなければならないのである。

 同氏はさらに、

最高指導者が強調するように、もし抑圧諸国への異議申し立てに関し、イスラーム共和国内でほんの少しでも後退するような姿勢が生じれば、抑圧諸国はどんな後退にも満足しなくなるだろう〔=さらなる後退をイランに求めてくるだろう〕。だからこそ、革命は完了していないということ、むしろ「独立、自由、イスラーム共和国」〔のスローガン〕は永遠でり、複数の階梯が存在するということ、我々はさらに高い段階に到達するために努力しなければならないということを、われわれ全員が承知しておく必要があるのだ。

 と続けた

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( 翻訳者:8412107 )
( 記事ID:36618 )