あるカップル、出自の違いを理由に離婚を請求:判事は異議(3)
2015年01月14日付 Jam-e Jam 紙

私たちは互いに婚姻契約を結び、カームラーンの父親も、プレゼントとして、私たちにステキな家を買ってくれました。こうして、私たちの共同生活は始まったのです。私は小さな家、小さな生活から豪華な家、豪華な生活へと移りました。カームラーンも、私のことをいつも愛してくれました。他に何を神に望めというのでしょう。すべては順風満帆でした。

ところが一つ屋根の下に住むようになって、やっと分かったのです、過ちを犯したということを。出自の違いをもっと真剣に考えるべきでした。カームラーンと結婚したときから、私と私の家族はいつも惨めな思いをさせられました。カームラーンの母親と姉(妹)は、いつも私をバカにし、私の家族を侮辱しました。カームラーンと一緒に暮らしたこの3ヵ月間、私が涙とともにベッドに入らなかった夜は、一晩たりともありませんでした。

カームラーンにいくら言っても、ムダでした。彼は自分の家族の前に立ちはだかって、私をバカするようなことは許さない、といった態度を見せてくれることはありませんでした。私たちの結婚は最初から間違いだったということに、今やっと気がつきました。貧しい家の娘が、金持ちの息子と結婚することなどできないのです。

 セフルの話がここまでくると、カームラーンは怒り心頭に発した様子で、次のように言った。

判事さん、私だって家族と毎日ケンカなんかできません。彼らから何か言われたからって、セフルが真に受ける必要なんてないのです。

〔‥‥〕彼女は毎日のように口実を見つけては、あなたの母親からああ言われた、あなたの姉(妹)からはこう言われた、などと言ってくるのです。実のところ、私はもう、セフルのこの手のやり方にはウンザリしているのです。

つづく


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( 翻訳者:NDSHSK )
( 記事ID:36775 )