革命防衛隊司令官代理「イスラエルには格別の報復が待っている」(1)
2015年01月25日付 Jam-e Jam 紙


 革命防衛隊総司令官代理は、「ヒズブッラーと革命防衛隊は、いかなる行為も返報・報復なしに放置するようなことはないということを、過去の歴史的場面で示してきた」と指摘した上で、「シオニスト体制による最近のクナイトラへの侵略に報復するために、必ずや特別な措置が講じられるだろう」と強調した。

 ファールス通信によると、ホセイン・サラーミー司令官は〔イラン国営放送のアラビア語放送局である〕アル・アーラム・ニュース・ネットワークの番組「テヘランから」でのインタビューで、「我が親愛なるパレスチナの主要部を占めるヨルダン川西岸に新たな戦線を再び開くことが、必ずや〔反イスラエル勢力の〕アジェンダ(行動計画)に今後組み込まれるだろう。このことは新たな現実の一部として、徐々に目に見える形で現れるだろう」と述べた。

 サラーミー氏はさらに、次のように強調した。

〔われわれのアジェンダとは〕すなわち、西岸で戦線を再開すること、パレスチナやレバノンのジハード集団を支援すること、そしてシオニスト体制に隣接した地域やパレスチナ占領地域に暮らすムスリムのために、新たな防衛力・防衛インフラを確立すること、である。これは、われわれがこれまで採ってきた政策であり、今後も継続するつもりである。しかしながら、われわれは特に、クナイトラやジューラーン(ゴラン高原)近辺で起こった事件への報復として、必ずや特別な措置を講ずるつもりだ。

 サラーミー司令官は、「この返報・報復はイランによって行われるのか、それとも〔ハマースなどの〕抵抗グループによってか」との質問に対しては、「その中身については公表できない。我々はその中身を公表するつもりもない。しかしながら、神の思し召しがあれば、実際に起きる出来事となろう」と答えた。

つづく


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( 翻訳者:熊猫 )
( 記事ID:36897 )