ロウハーニー大統領「科学発展のために誰かから許可をもらうようなことはしない」(2)
2015年02月18日付 Jam-e Jam 紙

 国家安全保障最高評議会の議長を務めるロウハーニー大統領はさらに、

一部の言動が、敵が口実探しを継続させ、根拠のない不当な非難をイラン国民に加えるのを助けてしまっている。敵はこうした発言の内側に何かを見つけ出しては、「あいつらは自分たちに加えられた嫌疑を、自ら認めているよ」などと言ってくるのである。

※訳注:ここでロウハーニー大統領は、国内の急進派の言動が、欧米諸国による対イラン批判・制裁を正当化させてしまっている、と批判している。

交渉の影に追いやられる核技術の発展

 同氏は、バイオテクノロジー、製薬、そして医学の分野における国の進歩について説明した上で、

第11期政権〔※現ロウハーニー政権〕では、核の分野で大きな進歩があった。しかしこの進歩は、かまびすしい議論を呼んでいる〔核〕交渉の影に追いやられてしまっている。こうしたことがなければ、第11期政権はこの分野で、よりスピーディーに動いているところだ〔ということが、誰の目にも明らかになるはずだ〕。

 と述べた。

 大統領はまた、「航空宇宙工学や人工衛星技術は、応用的・戦略的科学であり、〔国の〕発展のためにも、また〔敵の〕脅威の抑止のためにも必要である」と指摘した。

〔‥‥〕

つづく


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( 翻訳者:史 )
( 記事ID:37085 )