熟年層が離婚を望むとき(3)
2015年05月13日付 Jam-e Jam紙


社会への影響を考えるべき

【パルヴィーズ・ラッザーギー博士(心理学者)】一般に、この種の離婚は過去のすれ違いにその根源があり、長年にわたって、心の葛藤やもやもやとした気持ちをともなっている。そして今になって、彼ら〔=サルピーリーとアッザム夫婦〕の我慢は限界に達し、別れを決心したというわけである。

 他にも、生活の中で心理・感情的、倫理的安心感を感じることができず、長期間ともに暮らしても、それらが得られなかったと感じてしまうことも、離婚の原因となっている。

 そして三つ目の原因として、〔これまでの夫婦関係にはなかったような〕新しい考え方が〔夫婦間に〕生じていることも挙げられよう。つまり、「私は自分の人生をムダにしてしまった。人生を救い出してやらなければ」と考えてしまうような段階に、人々は至っているのである。

 実際問題として、〔サルピーリー/アッザム夫婦の〕精神的苦痛は骨の髄にまで至り、二人ともこの生活を続けるだけの余裕がない段階に達している。彼らは、50年間こうしたやり方で生活をしてきた、あとは自分のためだけに生きたいと、考えるようになっている。

 次の原因は、子どもたちの生活の自立だ。つまり、両親は子どもが自立し、結婚し、仕事を見つけるのを待って、それから別れようとするのである。というのも、〔離婚をしても〕もはや子供の生活に支障をきたすことはないからだ。

つづく


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(翻訳者:8413303)
(記事ID:37664)