熟年層が離婚を望むとき(4)
2015年05月13日付 Jam-e Jam紙

 熟年離婚の発生は、さまざまな影響を〔社会に〕もたらす。第一に、社会に精神的不安が引き起こされてしまう可能性が挙げられる。つまり、50歳以上の人々の間にも離婚が存在することに、社会全体が気がついてしまうのである。

 第二に、こうした不安は家族から社会へと伝染し、家族という存在に動揺が生じてしまうことである。そしてこの問題は、社会に暮らす若者たちにとって、悪しき心理・社会教育をもたらしてしまう可能性があるのである。

 次の問題としては、子どもたちが暮らしの中で妥協や協調をし、〔結婚〕生活の構築に向けた努力を継続させていく方法は失われてしまったと感じてしまうという問題が挙げられる。彼らは「自分の祖父母が50~60歳で別れたんだから、自分だってそうしていいはずだ」と考えてしまうかもしれないのである。

 要するに、この問題は若者たちにとって〔悪しき〕心理教育をもたらしかねないのであり、〔それによって〕若者たちは様々な不足を受け入れようと努力しなくなる可能性があるのである。

 若者は、自分たちが抱える困難を解決するために、精神的な創造力を発揮して妥協する代わりに、〔安易に〕離婚という選択肢を選ぶべきではない。しかし私たちが目にしているのはまさにこういった事態なのであり、離婚が〔結婚生活での困難に直面して〕子供たちが示す最初の反応となっている。なぜだろうか。それは、彼らの祖父母が〔安易に〕離婚しているからである。

 このようにして、一つにつながっていた家族はバラバラな家族に変貌を遂げてしまっている。子どもたちは精神的ダメージを受けており、もし独身の男女が家の中にいても、彼らが伴侶を得ることはできなくなるかもしれない。それゆえ、何か事を起こす前に、私たちはそれがもたらす〔社会的〕影響をよくよく考えてみる必要があるのである。

つづく


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(翻訳者:KM)
(記事ID:37665)