口約束だけで都市周辺のスラム街の居住者たちの問題が解決されることはない(2)
2015年05月27日付 Jam-e Jam 紙

 メフル通信の報道によると、ロウハーニー大統領は次のように述べたという。

〔‥‥〕〔ゴドゥス県、マラールド県、およびシャフリヤール県の〕3県がともに直面し、その検討が喫緊の課題である問題の一つに、シャフリヤール市、ゴドゥス市、およびマラールド市の下水施設の建設問題がある。これらの全施設の建設は、今年ないし来年中に実施されることになるだろう。

 大統領はさらに、テヘラン州内の各県は医療の面からも好ましい状況にあるとはいえないと述べた上で、

これらの県はいずれも、設備の行き届いた病院が1軒は必要だ。こうしたことから、シャフリヤールでは病床数300の病院が建設され、しっかりとした設備が整えられるだろう。〔‥‥〕また、マラールド県では、政府は病床数160の病院の建設を予定しており、さらに〔シャフリヤール県内にある〕イマーム・サッジャード病院も改築が行われ、整備されるだろう。

 と指摘した。 

約束は実行されねばならない

 ゴドゥス、シャフリヤール、およびマラールド選出の国会議員であるホセイン・ゴルースィー氏もジャーメ・ジャム紙の取材の中で、イラン大統領が昨日、病院や工業団地、ならびに下水施設の建設を提起したことに触れ、次のように付け加えた。

この約束が忘却に委ねられるようなことがあってはならない。なぜなら、病院建設の約束がこれらの地域の住民に与えられてすでに久しく、過去7つの政権〔※1989年の第一次ラフサンジャーニー政権から第一次ロウハーニー政権までを指すものと思われる〕がその建設を公約したと言えるにもかかわらず、これまで実行に移されたことがないからだ。

つづく


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( 翻訳者:OS )
( 記事ID:37761 )