口約束だけで都市周辺のスラム街の居住者たちの問題が解決されることはない(4)
2015年05月27日付 Jam-e Jam紙

スラム街居住化問題はテヘラだけではない

 イランの大きめの州の多くがスラム街の問題に直面している。現実問題として、農村居住者や小規模都市の住民が抱える問題の解決に関心を向けてこなかったことが、これらの人々が仕事と収入を求めて大都市に向かう原因となっている。しかしこうした人たちには十分な資金力がなく、またたいていは適切な教育や技能習得にも困難に直面しているため、彼らは大都市の周辺のスラム街へと追いやられてしまう。

 例として、北ホラーサーン州のボジュヌールドを指摘することができよう。同地選出の国会議員の話によると、人口の3分の1がスラム街居住者だという街である。

 ボジュヌールド選出の国会議員ガーセム・ジャアファリー氏は、ジャーメ・ジャム紙とのインタビューの中で、次のように述べている。

スラム街問題は北ホラーサーン州、そしてボジュヌールドが抱える主要な問題のひとつである。というのも、国内の州の多くは、人口の8分の1の人々がこの問題〔=スラム街での生活〕に直面しているのに対して、ボジュヌールドではその数が3分の1にまで達し、多くの問題を引き起こしているからである。そのため、責任者たちは本格的な解決策を見いだす必要に迫られているのである。

 同氏は、スラム街問題はここ数年でさらに深刻化していると強調した上で、「ある地区で、小さなあばら家に7人もの人が住んでいるような場合、深刻な問題が引き起こされるのを覚悟しなければならない」と続けた。

 ジャアファリー氏はさらに、「スラム街問題は、農村部への〔国の〕無関心が原因で拡大している。実際、そのような農村部に住む人々が求めているものに、〔国は〕しっかりと応えてこなかったのであり、そのために彼らは都市の周辺に広がるスラム街へと移住してしまうのである」と指摘している。

つづく


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(翻訳者:KM)
(記事ID:37763)