アル=フーシー氏「サウジ政府は南イエメンの分離を画策している」(1)
2015年07月28日付 Jam-e Jam 紙

サイイド・フサイン・アル=フーシー氏、ジャーメ・ジャム・オンラインとのインタビューで

 イエメンのアンサールッラー〔※イエメンの民兵組織フーシー派の別名〕の政治局局員を務めるサイイド・フサイン・アル=フーシー氏は、ジャーメ・ジャム・オンラインとの独占インタビューのなかで、「アンサールッラーは今後数日のうちに、敵に対して激しい攻撃を開始するつもりだ。今後数日で彼らを散り散りに敗走させることになるだろう」と述べた。

 同氏は続けて、次のように述べた。

この戦争で、サウジアラビア、およびその他の一部のアラブ諸国は、これまでに何の成果も上げておらず、むしろ国内におけるテロリズムの増長をまねいた。サウジアラビアのイエメン領内への侵入によって、アル・カーイダとダーイシュが著しく勢力を拡大させ、いまもイエメン国内の治安を脅かしている。

その一方で、サウジアラビアは我が国〔=イエメン〕の逃亡した大統領であるマンスール・ハーディーをアデンへと復帰させたと主張していたが、これまでのところ成功を収めてはいない。

 同氏はその上で、「サウジアラビアのメディアは、メディア特有の騒動を起こそうと狙っており、彼らは誤った情報を受け手に伝えている」と強調した。

〔‥‥〕

 同氏はさらに、次のように続けた。

アンサールッラーはこれまでのところ、ナジュラーンにあるサウジアラビア所属の軍事基地数ヶ所を破壊し、サウジ兵士数十名を殺害することに成功した。

また他方、イエメンの人民勢力ならびにイエメン軍は、サウジアラビア南西部のジャーザーン地区にあるバーレーン軍所属の駐屯所1ヶ所を、8発の長距離ミサイルによって狙いをつけ〔破壊し〕た。

ジャーザーンにあるバーレーン軍基地の破壊は、バーレーンの独裁者への重要なメッセージであった。もしサウジに追従するならば、バーレーン軍はイエメン国民によって粉砕されるだろうということを、〔バーレーンを支配する〕ハリーファ家は知るべきだ。ジャーザーンにあるバーレーンの基地が破壊されたことは、サウジと同盟を結び、イエメン国民の大量殺戮を行っているすべての国に対する警告であることは、言うまでもない。

つづく


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( 翻訳者:YS )
( 記事ID:38446 )