革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(1)
2015年08月18日付 Jam-e Jam 紙

「シーア派世界会議」ならびに「イスラーム・ラジオ・テレビ連合会議」の参加者との面会で

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日午前、ウラマーや識者、および「預言者一族(シーア派)世界会議」ならびに「イスラーム・ラジオ・テレビ連合会議」に参加した賓客らと面会し、その中で地域における抑圧諸国の謀略と戦うことは、「神のためのジハード」に明確に該当する行為であるとし、「核交渉の結果を悪用して、経済的、政治的、文化的影響力をイランに浸透させようとするアメリカの試み」に毅然と立ち向かうこと〔の必要性〕に言及した。

 同師はさらに、次のように付け加えた。

地域における覇権体制の謀略は、「対立を惹起すること」ならびに「影響力を浸透させること」の二つの原則に立脚している。こうした謀略に対しては、攻撃的(アグレッシブ)および防御的(ディフェンシブ)な政策を正確に練り上げることで、抜け目のない闘争をたゆむことなく続けていく必要がある。

 イスラーム革命最高最高指導者は、〔‥‥〕預言者一族を信奉する〔=シーア主義に帰依する〕ための必要条件として、「イスラーム的知識の普及活動に従事すること」、「神の法規定を実行に移すこと」、「いかなる状況にあっても神のために闘うこと」、そして「不正義ならびに圧制者と戦うこと」などを挙げ、「『神のために闘うこと』とは軍事的な戦いだけを意味するのではない。そうではなく、文化的、経済的、政治的な闘争もそれに含まれるのである」と強調した。

つづく


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( 翻訳者:PM )
( 記事ID:38588 )