革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(3)
2015年08月18日付 Jam-e Jam 紙

 イスラーム革命最高指導者はその上で、現在の情勢下における敵の謀略について詳らかにし、「この謀略は『対立の惹起』と『影響力の浸透』という二つの原則に立脚している」と続けた。

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、対立をあおるための敵の計画について、「抑圧諸国が狙っているのは、各国政府間、そしてより一層危険なことに、〔世界・地域の〕諸国民間に対立を惹起させることなのである」と指摘した。

対立を煽るにあたって、アメリカはイギリスの弟子

 同師は、現時点で諸国民間に対立を惹起させるために用いられているのは、「シーアとスンナ」といった口実であると指摘した上で、イギリスは対立を煽る専門家なのであり、〔その点で〕アメリカはイギリスの弟子なのだとした上で、次のように付け加えた。

各国民の間に、一見したところ宗教的な対立を惹起させるためには、〔ダーイシュやアル・カーイダのような〕好戦的で侮蔑的、かつ暴虐なタクフィール組織を立ち上げることがもっとも重要であり、実際にアメリカはこうした組織の立ち上げに関与したことを認めている。一部の世間知らずなイスラーム教徒が、知恵がないばかりにこうした陰謀・謀略に欺され、敵の謀略に絡め取られてしまっているのは、返す返す残念である。

つづく


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( 翻訳者:KYS )
( 記事ID:38590 )